地図読みで使う国土地理院の2万5千分1地形図を買う方法

「この山はどの地形図に載ってる?」「地形図ってそもそもどこで買えるの?」そんな疑問に答えます。

登山における地図読みでは国土地理院発行の2万5千分1地形図がよく使われます。
そしてやまスクの地図読みの講義・実技で使うのも基本的には2万5千分1地形図です。

今日はそんな2万5千分1地形図を手に入れる方法について記載します。

登山の地図読みで2万5千分1地形図が使われているのはなぜ?

そもそもなぜ2万5千分1地形図を使うのでしょうか?昭文社の「山と高原地図」のような登山地図ではいけないのでしょうか?

登山地図は登山道がしっかり書かれていて、小屋や水場、コースタイム、危険箇所など、登山に役立つ情報が多く書かれています。
ですが、登山地図では縮尺が5万分1のものが多く、等高線や地図記号から細かな地形を読むには適さないことが多いです。

登山地図は便利ですが、地図読みをするには地形図を利用することをおすすめします。*私は登山地図と地形図の両方を計画時にも登山中にも参照します。

地図読みで2万5千分1地形図が使われる主な理由としては以下の通りです。

  1. 詳しい地形情報(等高線、地図記号)が記載されている。
  2. (5万分1地形図と比べ)等高線が見やすく、地形の把握に役立つ。

地理院地図のWebサイトから印刷するケースとの比較は別途記事を書く予定です。

行きたい山がどの地形図に記載されているか調べる方法

では例えば「愛知県犬山市の継鹿尾山に行きたい」となった場合、どうやってその地形図を特定すれば良いのでしょうか。

地図上からどの地形図が該当するか調べる方法があります。
一般財団法人日本地図センターのWebサイトの「地図から購入する」を選ぶと、以下のような画面になります。

犬山の地形図を買えば良いとわかりますね。

購入するなら書店よりも日本地図センターの通信販売がおすすめ

書店で購入するのはなかなか大変です。
地図販売店一覧を見ていただくとわかりますが、取扱いのある書店は限られています。また、実際に書店に足を運んだとしても目的の地形図が売り切れていることもあります。

ということでおすすめは日本地図センターのネットショップ、または、通信販売です。
ネットショップはユーザー登録が必要ですので、通信販売の方が楽ですね。(代金は後払いとのこと)。

通信販売での購入方法についてはこちらからご確認ください。
一般財団法人日本地図センター:通信販売(FAX・メール・郵便)について

地形図を使って地図読みを楽しもう!

やまスクでは現在地図読みを含む講座を開講しています。

地形図から地形情報を読み解き、山を立体的に把握することは当然として、コンパスの使い方、登山計画に地形情報をどう反映するか、といったことをベテラン山岳ガイドに学ぶことができます。
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*講座は終了しました


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