Return to site

登山初心者が最初に買うべき登山道具3つを山岳ガイドにインタビュー!

必要なものから少しずつ買いそろえましょう!

· 登山初心者,アルプスネイチャークラブ

やまスクの北村です。
登山靴は4足、ザックは3つ持ってます。特に登山靴の多さには、家族から白い目で見られがちです。

長野県飯田市のアルススポーツ

登山道具、何から買えばいいの?

登山を始めたい方、始めたばかりの方は、登山道具の種類と値段に驚いたことでしょう。
登山初心者の方が一式装備をそろえるのは金銭的に大変。また、登山スタイルに合っていないものを買うことで、新たに買いなおし、なんてことも起こります。

最初に買うべきものって何?ガイドに聞いてみよう!

ということで、本当に大事なものから優先度をつけて購入しましょう。
想定する登山者は「今は初心者だけど、将来的には夏の3,000m級のアルプス(穂高連峰、槍ヶ岳、仙丈ケ岳など)に行きたい」という人。そういった人が「少しずつ買いそろえる際に、何から選ぶか」という観点で選びます。そのため、
その道具と選び方のコツをやまスクの講師も務めるプロの山岳ガイドにインタビューしてきました!

アルプスネイチャークラブの羽場崎功ガイド

南アルプスと中央アルプスに挟まれた信州伊那谷の老舗登山ショップに生まれ、子供の頃から山に親しむ。

ガイド歴25年、アルプスの山々やバックカントリーのガイドとして活動。

地元ガイド組合、アルプスネイチャークラブを設立し、その代表理事を務める。
飯田市の老舗登山ショップ「アルススポーツ」のオーナーとしても活躍。

まず選ぶべき3つの道具はコレ!

優先度の高いもの順に、

  1. 登山靴
  2. インナーウェア
  3. レインウェア
となります。
「三種の神器」と呼ばれている「登山靴、ザック、レインウェア」のうち、ザックは外れています。
羽場崎ガイドによると「登山用ザックでなくてても、家に背負えるリュックサックなどはあるでしょう。それで最初のうちは代替しましょう」とのこと。

最初に選ぶべき登山靴の種類とコツ

続いて一番大切な登山靴についてお聞きしました。

登山は何よりもまず「歩く」ことが大事です。

コースに合わない靴で歩いて疲れたり痛い思いをするのは辛いことです。

まずは適切な登山靴を購入しましょう!

登山靴の種類と選び方のコツ

  • 初心者は足首を支えるミドルカットかハイカットの靴が良い
  • 靴底が固いほうが、岩が多いゴツゴツしたコースでは疲れにくい
  • ソール(靴底)は、張り替えられるもののほうが長い目で見るとお値打ち
  • 革にはロマンがあるが、合成皮革のほうが軽く乾きやすくてオススメ

登山を始める人が2番目に買うならインナー!その種類と選び方のコツ

次はインナーウェア。
インナーウェアが重要である理由は、体から発せられる蒸気や汗(「内側からの濡れ」)による体の冷えを防ぐという点。

インナーウェアは「内側からの濡れ」を吸い取り、外に出してくれる役割を持ちます。

高い山では気温が低いため、休憩中にあっという間に体が冷えることも。しっかりしたインナーウェアを着ていれば、その冷えを防ぐことに役立ちます。

低山で暖かい時期ならば不要と言えなくもないですが、万が一の事態で山中で夜を過ごすことになった場合、体を冷やさないためにはインナーウェアが大切です。

インナーウェアの種類と選び方のコツ

  • 化繊はこすれに強い
  • ウールはこすれに弱いが、防臭性能もあり、2泊3日程度の山行でも1枚で使える
  • ジップ付きのものは暑い時に調整しやすい

登山道具で3番目に買うならレインウェア!あの素材にも種類があること、知ってた?

3番目に大事なのはレインウェア。
まず、山ではどうしても天候が崩れ、雨が降ることがあります。そういった時に、雨という「外側からの濡れ」を防ぐことがレインウェアの目的です。

そして登山用のレインウェアの重要な機能は、前述の「内側からの濡れ」を、レインウェアの内側に留めず、レインウェアの外に出すという「透湿性」です。
ビニールガッパは登山に不適切と言われますが、その理由はビニールガッパは透湿性が低く、汗が外に出ず、「内側からの濡れ」を逃がせずに、体を冷やしてしまうからです。
レインウェアは雨を防ぐだけでなく、ウィンドブレーカーのように風を防ぎ、暖かい空気の層を作る「防寒着」としても使えます。
その「透湿性」を実現する素材として有名が「GORE-TEX」です。

レインウェアの種類の選び方とコツ

  • 色々な透湿防水素材があるが、有名なものとして「GORE-TEX」がある
  • GORE-TEXにはGORE-TEX、GORE-TEX ACTIVE、GORE-TEX PROがある。
  • 初心者は通常のGORE-TEXが良い。
  • GORE-TEX ACTIVEは比較的安いが、空気の通りが良いため、防寒性能は低め

これ以外にも登山に必要なものはたくさんあります

登山靴、インナーウェア、レインウェア以外にも登山に必要な道具はたくさんあります。

  • 水や行動食・非常食
  • 道迷いしないための地図とコンパス
  • 万が一夜間になった時のためのヘッドライト
  • それらを入れておくザック
  • ストレッチ性のあるシャツやズボン
  • 熱中症を防ぐための防止
  • 目を守るサングラス
  • ダウンジャケットなどの防寒着
  • ナイフ
  • 保温するツェルト・レスキューシート
  • 位置を知らせる笛
などなどあります。
こういったものも揃えつつ、少しずつ登山をステップアップしていきましょう!

羽場崎ガイドにもっと教えてもらいたい!という方は

やまスクでは、登山初心者の方向けに「2017年春:登山の基礎講座」を開講中です。講師は羽場崎ガイド。ぜひご参加ください!

All Posts
×

Almost done…

We just sent you an email. Please click the link in the email to confirm your subscription!

OKSubscriptions powered by Strikingly