「梅雨・夏山の気象」を学ぶオンライン講習会の講義動画の有料配信を開始しました。
ぜひ動画で学んで、安全な登山に役立ててください。
初級編「これだけは知っておきたい!夏山の天気入門と梅雨の気象リスク」
講師:渡部 均氏
梅雨から夏にかけては、積乱雲(=落雷や強雨をもたらす雲)の発達に注意が必要な季節。
初級編ではこの時期の天気の特徴、注意すべき気圧配置や、「登山前」「登山中」に確認すべき点などを学びます。
必要な基礎知識は一からじっくり解説しますので、これまでの講習には参加していない方でも安心して受講いただけます。
講義内容詳細
- Part1.梅雨期の天気と、気象リスクや気圧配置
- 前線とは
- 梅雨時期の雨の降り方
- 梅雨前線による気象災害
- 梅雨前線と強風・暴風
- 梅雨の晴れ間を狙おう!
- Part2.夏山の特徴と、落雷・強雨から身を守る方法
- 夏の気圧配置
- 雲には“やる気”がある雲とない雲がある
- 大気が安定している時、不安定な時
- 天気予報の次の言葉に要注意!!
- 落雷や局地豪雨が起こりやすい気圧配置
- 雷・短時間強雨の前兆
- 雷の性質を知ろう
- 絶対に近づいてはいけない場所を知ろう
- どこに避難するべきか?
お申し込み
中級編「高層天気図から予想する梅雨と夏山の気象リスク」
講師:渡部 均氏
梅雨や夏の時期の気象リスクは、地上天気図だけでは把握することが難しいことも。
このため、高層天気図も併せて確認することで、より的確なリスクマネジメントへ繋げることができます。
普段なかなか学ぶ機会のない850hPa相当温位・風予想図なども使い、どのような点に注目すべきかをじっくりと学んでいきます。
講義内容詳細
- Part1:梅雨期の集中豪雨を予想しよう
- 梅雨前線による気象災害
- 梅雨前線のポイント
- 2023年7月9~10日の例:九州北部~中国地方で大雨特別警報発表
- 集中豪雨のリスクを予想する
- 2023年6月30日夜~7月1日未明の例:山口県で線状降水帯発生
- 2021年7月3日熱海で豪雨による土石流発生
- 北アルプスで増水した沢を渡渉して遭難
- Part2:強風帯の位置を予想しよう
- 強風地帯を予想する
- 梅雨前線と強風・暴風
- Part3:落雷、短時間強雨のリスクを予想しよう
- 落雷や局地豪雨が起こりやすい気圧配置
- 高層天気図を使って落雷・局地豪雨のリスクを予想
- 上層の寒気を見るポイント
- 2021年7月21日 東日本各地で雷雨多発
- 2019年5月4日 鍋割山(丹沢)で落雷事故
- 実習編:2021年8月12~14日の事例(東日本~西日本で記録的な大雨)
- 地上天気図+予想図から読み取るべきこと
- 安全登山における2本柱
- 実習編2:上高地~前穂高岳
- 事前に入手できる天気図からどのように判断するかを考えてみよう。(2021年8月12~14日の天気図で想定)
- 地形図と照らし合わせて、ルート上の様々な危険を想定してみよう。
お申し込み
初級編・中級編セット
初級編と中級編がセットで、個別にお申し込みいただくよりもお得となります。
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