「春山の気象」を学ぶオンライン講習会 の講義動画の有料配信を開始しました。
ぜひ動画で学んで、安全な登山に役立ててください。
-初級編-講義動画.jpg)
初級編「高気圧、低気圧と前線」
講師:渡部 均氏
テレビのニュースなどでもおなじみの高気圧、低気圧、前線。春はこれらが次々と日本付近を通過する季節となります。
知っているようで意外と知らない?それぞれの特徴や種類、想定される気象リスクについて学んでいきます。
さらに、直近~数日先の天気図を見て、一緒に天気の推移を確認・予想してみましょう!
参考資料:山岳気象大全(猪熊隆之著・山と渓谷社)P64~75
講義内容詳細
- 今回学ぶこと
- 高気圧の特徴を知るとともに、見落としがちなリスクについても学ぼう
- 低気圧は通過するコースによって注意すべき点が異なる→それぞれの特徴を学ぼう
- 前線の種類と特徴を学ぼう(今回は温暖前線、寒冷前線を学習します!)
- 気圧って何?
- 地上天気図
- 高気圧と低気圧
- 風向きを天気図から調べよう
- 天気はどうして崩れるの?
- ●●側から風が吹くと山の天気は崩れやすい
- ●●●の吹き出しに注意(過去の遭難事例)
- 高気圧・低気圧の種類・通過ルートによる分類・注意点
- 温暖前線、寒冷前線のポイント
- 前線との位置関係で暴風に!
- 週間アンサンブル予想図を活用しよう
お申し込み
中級編「春山の気象リスクと低気圧の発達」
講師:渡部 均氏
春山において特に注意したいのは、低気圧が急速に発達しながら通過した後、冬型の気圧配置となる時で、低体温症による死亡事故が多発しています。
中級編ではこの低体温症を中心に、春山の気象リスクを予想する方法について、高層天気図を用いて過去の事例も交えながらポイントを学んでいきます。
また、講習で学んだ内容を元に、直近~数日先の天気についても一緒に考えてみましょう!
参考資料:山岳気象大全(猪熊隆之著・山と渓谷社)P130~153
講義内容詳細
- 春山のリスク:冬型の気圧配置になることによる様々なリスク
- 学ぶこと
- 低気圧が発達しながら通過する際の注意点を確認しよう
- 最も遭難事例の多い低体温症について、高層天気図も使ってリスクを予想していく方法を学ぼう
- 春山における大雪や落雷のリスク予想について学ぼう
- 3種類の低気圧:それぞれの特徴とリスク
- 大荒れとなった気圧配置の事例
- 低体温相が起きやすい気圧配置
- ターニングポイントの設定
- 避難できる場所の確認
- 白馬岳遭難事例を天気図から読み解く
- 高層天気図で注意すべき点
- 鳴沢岳遭難事例を天気図から読み解く
- 大雪
- 落雷
- 2019年5月4日丹沢の鍋割山での落雷事故
- 観天望気
- 寒冷前線と天気の崩れ方
- 相当温位・風予想図で見るポイント
- 実習編
- 2021年GWに低体温症の事故が複数発生
- 2021年GWに低体温症の事故が複数発生
- ●5/1:赤岳
- ●5/3:槍ヶ岳
- ●5/3:岩手山
- 天気図は予想時と大きな変化はなし。
- 自分だったら、どうリスクを予想する?5/1~3に登山計画を立てていた場合、どう行動する?
お申し込み
初級編・中級編セット
初級編と中級編がセットで、個別にお申し込みいただくよりもお得となります。
諸注意
講義動画、および、講義資料について
- 講義動画の著作権は株式会社ヤマテン、および、やまスクを運営する株式会社NGCSに帰属します。
- 講義資料の著作権は株式会社ヤマテンに帰属します。
- 講義動画および講義資料は、閲覧料をお支払になった方にのみご提供いたします。閲覧は閲覧料をお支払いになった方ご本人限定とし、公開、複製、転売、他の方への配布は固くお断りいたします。また、講義動画のダウンロードにつきましても固くお断りいたします。
- 講義資料ダウンロードURL、および、講義動画は閲覧期限を1か月としています。1か月経過後、アクセスできなくなります。
*一度ダウンロードしていただいた講義資料PDF自体には閲覧期限はございません。永続的にご覧いただけます。