「秋山の気象」を学ぶオンライン講習会の講義動画の有料配信を開始しました。
ぜひ動画で学んで、安全な登山に役立ててください。
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初級編「秋山の天気と低体温症を防ぐための知識」
講師:渡部 均氏
最高の夏山シーズンの次は、紅葉も見事な秋山だ!と楽しみにしている方も多いでしょう。
しかし、山においては早くも雪が降る可能性があったり、秋雨前線による大雨、低体温症のリスク、台風の接近などにも注意が必要な季節です。
初級編では秋山の気象の特徴や注意点を解説し、秋雨前線のリスクを回避したり、低体温症に陥りやすい状況を見極める方法、台風の特徴とリスク、進路予想図の見方などを学んでいきます。
一から解説していきますので、今回が初めての受講となる場合でもお気軽にご参加ください。
講義内容詳細
- Part1.平地と山で天気が異なる理由&地上天気図の見方
- 雲はどうしてできる?
- 上昇流が起きる場所
- 風向きを天気図から調べよう
- Part2.秋山の注意点&低体温症による事故を防ぐための知識
- 秋山では、いつ降雪があってもおかしくはない
- 低体温症とは
- 初期症状の代表例は「震えが止まらなくなる」こと→この時点で対処しないと、山では命に関わる
- 低体温症に陥りやすい気象状況は、
- 予想天気図から荒天を予想
- 2023年10月6日那須連峰で低体温症による死亡事故発生
- Part3. 秋雨前線&寒冷前線のリスクを予想
- 秋雨前線の動向に注意(晩夏~初秋)
- 北アルプスで増水した沢を渡渉して遭難
- Part4.台風進路予想図の見方&危険な気圧配置
- 台風の定義
- 台風経路図(進路予想図)の見方
- 台風のリスク@山岳
- 台風についてのよくある(そして非常に危ない)勘違い
- 実は、台風通過時の遭難事故はそれほど多くない
お申し込み
中級編「高層天気図から予想する秋山と台風の気象リスク」
講師:渡部 均氏
中級編は高層天気図を使い、秋山において特に注意が必要な低体温症のリスクや、台風の気象リスクなど、初級編で学んだことをさらに深める内容となります。
風の強まり具合、上空の寒気の動向、台風の進路を左右する太平洋高気圧の動向などの見方を学ぶことで、具体的に秋山の気象リスクを予想できるようになります。
実習の時間も用意し、より実践的に天気の予想の仕方を学びたい方にもおすすめです。
講義内容詳細
- Part1. 秋山の気象リスクを高層天気図から読み取ろう
- 秋雨前線の動向に注意(晩夏~初秋)
- 2021年8月お盆期間の記録的な大雨
- 2024年8月27日前線+台風による大雨
- 低体温症になりやすい3条件
- 予想天気図から荒天を予想
- 実習:2023年の那須の低体温症死亡事故
- 安全登山における2本柱
- 雨、雪判断の方法
- Part2. 台風の進路を高層天気図から予想してみよう
- 台風のリスク@山岳
- 台風の進路を高層天気図・地上天気図から予想
お申し込み
初級編・中級編セット
初級編と中級編がセットで、個別にお申し込みいただくよりもお得となります。
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